悩みタイトル

朝の動き出す時ひざがこわばってしまってなかなか立ち上がることができない
階段の上り下りで痛みが出てしまい行けない場所なども出てきてしまう
歩く時にきしむような音がする
歩く座るなど日常動作が困難になってきてしまう
痛みによってどこにも行く気がなくなる精神的負担が大きい

このような症状でお困りの方は『変形性膝関節症』かもしれません。
膝の痛みなどの症状だけでなく、それによって趣味の旅行ができなくなってしまった、買い物に行くのが億劫になってしまったなど精神的に辛いなどのお声も多々頂きます。

変形性膝関節症に対する当院の考え

変形性膝関節症の軟骨のすり減りは、日常生活での膝の使用によって進行するため、放置すると症状が悪化する可能性があります。
完全に軟骨を元通りにする方法は残念ながら確立されていませんが、施術を行うことで痛みの緩和や進行の遅延が期待できます。

指圧による施術は、筋肉の血流を促進することで疼痛の緩和が期待できます。
また、温熱や電気を利用した施術によって筋力を増強することができ、膝への負荷を軽減することも可能です。

さらに、ストレッチや膝を動かす運動によって可動域が改善され、膝の動きがスムーズになることがあります。
これにより、関節の柔軟性が向上し、膝への負担を軽減する効果が期待されます。

変形性膝関節症を放っておくとどうなるのか

ご説明いただいた通り、膝関節は複雑な構造を持ち、体重の負荷や日常生活の活動によって損傷を受けやすい部位です。
変形性膝関節症は、膝の軟骨がすり減ることで起こり、痛みや関節の変形を引き起こします。

放置して症状が進行すると、膝関節の骨と骨の間隙が狭くなり、骨棘と呼ばれる突起物が形成されることがあります。
さらに、骨が変形して関節の正常な動きを妨げ、日常生活の動作や運動に制限を生じさせる可能性があります。

例えば、正座や階段の昇り降りが難しくなったり、進行が進むと歩行にまで困難を感じることがあります。
したがって、変形性膝関節症の早期の対処や適切な施術、運動療法などの取り組みが重要です。

変形性膝関節症の軽減方法

膝の筋力低下によって膝や足を支えられなくなり、膝への負荷が増える悪循環が生じます。
そのため、痛みのない範囲での筋力トレーニングを推奨しています。
筋力トレーニングにより、膝周辺の筋肉を強化し、膝の負担を軽減することが期待できます。
また、杖やサポーターの使用も膝への負担を軽減し、歩行のサポートや痛みの軽減に効果が期待できます。

さらに、体重の管理も重要です。体重の増加は膝への負荷を増大させますので、適切なダイエットや食生活の見直しを行うことが必要です。
膝に負担がかかる姿勢を避けることも重要です。深く膝を曲げる姿勢や急激な運動・方向転換は膝に負荷がかかりますので、避けるようにしましょう。

変形性膝関節症の軽減が期待できる施術メニューは?

当院での変形性膝関節症の効果的なメニューとして、【EMS】と【筋膜ストレッチ】をお勧めしています。

1つ目の【EMS】は、痛みや腫れ、炎症が強い急性期に効果が期待できる電気施術です。
痛みを抑える効果や膝回りの血行促進が期待できます。低周波電波を流すことで筋肉の弛緩やポンプ作用の促進、疼痛の緩和を促します。

2つ目の【筋膜ストレッチ】は、血流を改善する効果が期待できる方法です。
大腿四頭筋など膝周辺の筋肉をストレッチすることで膝への負担を軽減し、痛みの軽減につながることが期待されます。
また、膝関節の可動域が狭くなることもあるため、広げる効果も期待されます。

その施術を受けるとどう楽になるのか

施術を受けることによって、急性期の変形性膝関節症においては疼痛の緩和が期待されます。
血流が悪くなっている状態では筋肉の動きも制限されるため、電気を流すことで血流を促進し、筋肉のポンプ機能を改善することが期待できます。これにより血流が良くなり、痛みが軽減されていきます。

また、痛みの存在によって膝を動かすことが制約されるため、可動域も次第に狭くなっていく傾向があります。
この問題に対しては筋膜ストレッチが効果的です。
筋膜ストレッチによって筋肉をほぐし、膝の動きを改善することができます。これにより可動域が広がり、膝関節の動きの制約が軽減されることが期待できます。

軽減するために必要な施術頻度は?

施術頻度に関しては、2〜3日に1回のご来院が効果的だと考えられます。

変形性膝関節症は日常動作において膝に負担がかかりやすいため、痛みが再発しやすい状態です。
施術によって筋肉の拘縮をほぐし、血流を改善しても、1週間以上の間隔が開くと痛みが増したり、血流の改善が一時的なものになってしまうことがあります。

そのため、2〜3日に1回の頻度での来院をおすすめします。
短い間隔での施術を継続することによって、効果がより持続し、改善の効果もより実感しやすくなるでしょう。

ただし、施術の頻度は個人の状態や進行度合いによっても異なる場合がありますので、まずはお気軽にご相談ください!