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腕から指にかけてのダルさがある
腕のしびれ感、脱力感
手先が冷える
腕から手にかけての感覚が鈍い、力が入りにくい
洗濯物を干す際やドライヤーをしているとしびれが出る
デスクワーク中や携帯などを操作していると徐々に手がしびれてくる
安静時でも腕や指に違和感がある
肩や肩甲骨まわりに痛みが出る
細かい動作がしにくい
腕から手にかけてのピリピリ感、放散痛がある
肩が凝りやすい
手に血が通ってない感じがする -
胸郭出口症候群に対する当院の考え
胸郭出口症候群とは、神経叢と言われる神経の束や動脈・静脈を、肋骨や鎖骨、斜角筋などが圧迫して引き起こされる一連の症候群のことを指しています。その中でも圧迫されている部位により4つに分類されます。
・頸肋症候群→頸肋と呼ばれる過剰な肋骨の存在により圧迫される
・斜角筋症候群→前.中斜角筋の収縮により圧迫される
・肋鎖症候群→第1肋骨と鎖骨の間が狭い為圧迫される
・過外転症候群→腕を横から上に上げた際など小胸筋の過緊張により圧迫されるこの症状が起きやすいのは、20〜40才、なで肩体型、痩せ型の女性、腕に負担のかかりやすい職業の美容師の方が多いとされています。
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胸郭出口症候群を放っておくとどうなるのか
胸郭出口症候群を放っておくと、長時間腕を上げることで起こる上肢のしびれ感、放散痛、脱力感、重だるさや、肩こり、肩甲骨まわりの痛み、頸まわりの痛みがなどが現れます。症状が悪化してくると安静時にも同様の症状がみられたり、しびれや冷えの感覚が強くなる場合もあります。他にも血管が圧迫されるため上肢の冷えやチアノーゼ、筋萎縮などの所見も伴うこともあります。
チアノーゼとは血液中の酸素が減り、二酸化炭素が増えることで皮膚や粘膜が青紫色を帯びるもので、特に唇や爪、四肢の先端で目立つことが多いとされます。
症状が酷くなる前に適切な施術を施し早期改善がベストだと考えます。 -
胸郭出口症候群の改善方法
まず、胸郭出口症候群は腕神経叢の絞扼障害によって起こる疾患である。
その中で絞扼する部位は3つありその絞扼を改善しないと症状は落ち着かない。
まず、1つ目は斜角筋である。斜角筋群の過緊張により斜角筋が狭くなると腕神経叢に圧迫ストレスがかかり斜角筋症候群になる。
なで肩などのアライメント不良にもより第一肋骨が下制し斜角筋に牽引ストレスが加わり通行部を圧迫することにより腕神経叢に圧迫ストレスをかける可能性がある。
2つ目に肋鎖間隙の通行部にかかる圧迫によりなる。鎖骨の下制や肋骨の挙上により肋鎖間隙が狭くなり圧迫ストレスをかけることにより肋鎖症候群になる。それにより腕神経叢へ圧迫ストレスが加わる。
3つ目に小胸筋下間隙である。小胸筋の深層に腕神経叢や動静脈が走行し上肢を挙上すると小胸筋下間隙を支点に腕神経叢や動静脈に牽引ストレスが加わり過外転症候群になる。
1、3つ目の改善点は筋肉の過緊張をとる事が望ましい。
2つ目のは骨のアライメントを正すのが望ましい。 -
胸郭出口症候群の改善に効果的な当院の施術メニューは?
胸郭出口症候群は腕神経叢の絞扼により出てくる症状である。
まず、筋肉にフォーカスするのであれば原因筋になる斜角筋、鎖骨下筋、小胸筋があがる。この筋肉の過緊張などにより出てくる場合であれば猫背改善、頭蓋骨矯正、鍼、電気治療があげられる。この中で自分が提案するであろう治療は頭蓋骨矯正である。頭蓋骨矯正の筋肉に対してのアプローチの中で胸鎖乳突筋、斜角筋、肩甲挙筋をアプローチする手技がある。この筋肉に対してのアプローチにより筋の過緊張を緩和出来ると思います。鍼の治療も凄く効果的だと思いますが小胸筋や鎖骨下筋、など肺に近い筋肉の場合気胸などの恐れがありケーズグループで気胸にするような治療かはいないと思いますが医療事故の確率は少なければ少ない方がいいと思い頭蓋骨矯正を提案します。
その施術を受けるとどう楽になるのか
まず、治療することにより腕神経叢の絞扼を緩和しシビレを低下させることが出来る。
シビレの発生部位は上肢が全般的であり、シビレにより脳からの伝達が低下し筋力低下が見込まれる。それにより、肩を動かさなくなり肩の筋力が低下すると四十肩、五十肩になりやすく一時的であるが肩の可動域が低下しQOLが低下する。その恐れを治療により改善し筋力低下、可動域の低下を抑制できる。筋肉を治療する場合であれば筋肉の緊張が軽減し血流が良くなり老廃物が血中に流れ、代謝やコリやハリ痛みが出てくることが少なくなることにより身体が楽になっていく。
改善するために必要な施術頻度は?
治療回数は胸郭出口症候群の症状が出ているのであれば、症状が落ち着くまでは毎日来た方がいいと思います。理由としては筋肉が過緊張することにより腕神経叢を圧迫することにより症状が出てくる。まずはこの過緊張を改善しない限りは症状が落ち着くことは見込めないと思います。ただ、筋肉の過緊張はすぐには改善しません。週2回のペースだと3ヶ月近くかかると思います。ただ、症状が3ヶ月続くのは患者様に大きな負担になると思います。なので個人差はあると思いますが毎日来て頂けば週2回を3ヶ月続けてきていただくより多いい回数になるので1ヶ月紺詰めてきて頂き症状の変化も見たいので毎日来ることを自分は進めます。